ラミマルブログ

リハビリの仕事を通して学んできた経験をもとに、病気やリハビリ、健康や日々のことなどを発信中

農家戦士田植エンジャー  僕が一番上手く植えられるんだぁ~!!

こんにちは、ラミマルです。

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先日田植えを行いました。

ラミマルと、ラミマル父、そしてラミマル子の三世代で頑張りました。

 

 

ラミマルは農家ではありませんが、親のお手伝いということで、助っ人参戦。毎回この時期になると駆り出されます。

 

ラミマルが子供のときはたまに苗箱を洗うことなど手伝わされましたが、青年から成人まで手伝いをすることはほとんどありませんでした。手伝い始めたのは、ここ数年です。実際に手伝ってみるとなかなか大変。

 

簡単に田植えの工程をお話ししますと、

1、苗の準備

まず田植えをするには苗が必要になります。この苗には病気にならないように一つ一つ薬をまく必要があります。地味な作業にはなりますが、これがなかなか時間がかかる

そして田植え機に苗が無限にあるわけではないので、植えている途中でなくなりそうな場所に苗を運ばなければなりません。「あぜ」といって田んぼのまわりに小さい道があるのですが、広いあぜでは問題はありませんが、狭いあぜでの苗の持ち運びには骨が折れます

田植えの準備 | 苗の成長と田植え | お米ができるまで | クボタのたんぼ [学んで楽しい!たんぼの総合情報サイト]

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 一輪車でまとめて運んだりするのですが、タイヤほどのあぜではひっくり返さないか慎重に行う必要があります。そして地味に重い。一枚ではそれほど気になりませんが、これを何度も低い位置から高い位置にあげたりするのは腰に来ます。職業柄重いものを持つときは、体に密着して持ち運ぶので、気づけば着ている服が泥でドロドロ(笑)

 

2、田植え機の操縦

「こいつ、うごくぞぉ」ということで田植え機の操縦です。ラミマルはあまり乗ることはありませんが(へたくそなため)、真っ直ぐ走らせるのも簡単にいきません。慣れれば簡単らしいのですが、ラミマルが植えると苗が波をうったようにウネウネになってしまいます。曲がっているからといって、大きな問題にはなりませんが(刈るのは大変)、周りの農家さんへの見栄えが悪いそうです。どこの世界でも見栄が大事だそうです(笑)

 

3、周りの準備&田慣らし

田植えにおいて田植え機に乗るのが主役です。しかしその主役が自由に仕事ができるのには、バックヤードで準備や田慣らしを行っているからです。さきほどの苗ですが、田植え機がストックしている苗がなくなれば補充する必要があります。一枚と言われる苗箱4枚を一つのセットとして運びます。先ほども言いましたが、これが地味に大変。

そして肥料運び。これも両手いっぱいの肥料を定期的に田植え機に運ばなければなりません。

そして田慣らし。田植え機が旋回するとタイヤの跡が田んぼに残り、次に通るときスムースに通れません。そのためレーキで田んぼの中に入って平らに慣らす必要があります。

 

片足ずつ田んぼに足を突っ込み慣らしていくのですが、ラミマルは長靴でしたので、田んぼの中に入れば身動きがとれまくなって しまいます。それでもなんとか田植え機さまが通る道を仕上げました。田んぼの中で歩き回るなら、なんといっても足袋です。詳しくは知りませんが、足を引き上げるときに長靴より密着している分、重くなく田んぼの中を歩けるのでしょうかね。

なんにせよ、田植え機さまがスムースに仕事ができるのバックヤードの下々の働きがあるからなのかもしれません。

 

4、苗箱洗い

苗箱は、苗の根っこなどが絡みついており、かなり汚れています。そのため苗箱を一つ一つ洗う必要があります。田んぼの大きさにもよりますがおそらく100箱あまりは洗うことになります。主の田んぼ周りの仕事は男どもが行い、この苗箱洗いは女性陣が行ったりします。これもしゃがんだ姿勢で長時間すると腰にきますね。

 

5、タニシ払い

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スクミリンゴガイ - Wikipedia

 

このピンクの生物は、ジャンボタニシといいまして稲を食べたりする悪い奴です。外来の生物らしくこいつをやっつけるために田んぼ周辺を散策します。また薬をまいたりもするそうです。

 

一通り田植えを行うと、みんなそろって昼ご飯を食べます。3世代の兄弟周辺が集合すると、大分賑やかにになります。しかしコロナ渦のため最新の注意を払いながら食事をしました。ほんと不便な世の中のなりましたね。密にならないように注意注意。はやくコロナを気にせず集まれる日がこないか待ち遠しいです。

 

最後に

大変ではありますが、3世代で何かを行う機会はめったにありません。子供たちも田植え機に乗せてもらったり、楽しかったとご満悦。ラミマル自身も楽しみにながら、田植えを行いました。主に田んぼをしてはいないので、親がなくなったり、機械が壊れたりすると、もう辞めてしまうかもしれません。何年続けるかは分かりませんが、出来る間は3世代での時間を大切にしながら、頑張りたいと思っています。

下のリンクで田植え機を紹介しておりますので、気になりましたら、ぜひご購入してください(おもちゃですが・・・笑)