下半身を鍛える足漕ぎ車いす
こんにちは、ラミマルです。
蛍が飛ぶような時期になってきました。ラミマルも毎年蛍を見に行きます。また行った際には写真なりブログでアップできたらと思っています。
今日は足漕ぎ車いすについて書いていこうと思います。
普通の車いすは分かるけど、足漕ぎ車いすってなんだろうって言う人がほとんどだと思います。足漕ぎ車いすは歩行が行えなくても、動くほうの足でペダルを漕ぐことで移動を可能にし、楽しみながらエクササイズが行える一つの福祉用具になります。
でははじまり~はじまり~。
もくじ
足漕ぎ車いすとは
足漕ぎ車椅子は麻痺があって動かなくても、足をペダルで固定することで、動く側の足の漕ぐ力で動かない足を動かし、自分で動き回れ好きな所にいけるというのが魅力的なポイントです。
・使用方法
足漕ぎ車椅子は座って利用します。足漕ぎのペダルに足をセットして漕ぐことを行います。足漕ぎはある程度健側の力があり、要領を掴めば漕ぐことは可能で、ペダリングを止めれば車いすは止まります。進む方向は動く側の手で操作を行い、ブレーキも手でかけることができるので安心です。
・使用感
動けない方が、自分の意志で動くことが出来るのはやはり嬉しいものですよね。また麻痺してない側の足の力がある程度あれば、スイスイ漕げるのも気持ちのいいものです。病院でもたくさんの方に乗ってもらっていますが、初めて乗るときは、自分で動かしていることに皆さんおぉーと感動されますね。また周りも普段動けない方が、足漕ぎ車いすを使って移動しているのを見ると、「〇〇さんすごいねぇー。」驚かれることが多いです。
・使用しての効果
まず座って姿勢を保つことで、体幹の機能が高められます。また動かせる側の足でペダリングするので健側の強化はもちろん、麻痺している足も一緒に動くため下肢の運動にも繋がります。ペダリングにて自然に曲げ伸ばしの動きが行われるため、関節可動域の維持にも繫がります。
・値段
購入すると約30万ほどしますがが、介護用品の枠でレンタルも可能だということです。取り扱っている業者もあるようなので、ぜひ気になった方がいましたら検討してみてください。
・お勧めしたい人
・歩行は行えないけれど、足を動かしてたい。
・下肢の筋力強化を行いたい。
・脚は動かないけれど、自分で動き回りたい。
・注意点
座る位置は低い位置にあり一人で座ることが出来なければ、介助者が必要になります。またペダルの設置や足をセットすることなどには介助者が必要です。またやや大きな車いすになりますので、屋内での利用はかなり広い家でないと難しいと思われます。体育館や平なアスファルトでの使用が望ましいと思います。また普通の車いすと比べて折りたためないため持ち運びには大きな車が必要になります。
最後に
今日は足漕ぎ車いすを紹介しました。自分で動き、好きな所に移動できるという点はすごく魅力的なポイントです。段差や平らな所ばかりではないので、どこでも自由にとはいきませんが、全身を動かすということは体を元気にする要素が多く含まれています。是非気になった方は、一度検討してみてはどうでしょうか?