ラミマルブログ

リハビリの仕事を通して学んできた経験をもとに、病気やリハビリ、健康や日々のことなどを発信中

あなたを救う介護保険!!保険料だけ払って損をしていないですか?

こんにちは、ラミマルです。

 

介護保険のことをあなたは知っていますか?

40歳以上になって介護保険料を払ってるけれど、内容はよく知らないわ…

そこのあなた!!損をしているかもしれませんよ。

 

今日は介護保険のことを話していきます。ぜひ見ていってください。

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もくじ

 

介護保険とは

介護保険とは、介護が必要になった方に費用を負担してくれる制度です。先ほども少し触れましたが、40歳以上の皆さんは介護保険料を納めていると思います。保険料は収入や地域によっても差があり、皆で保険料を出し合い、その集めたお金で必要な人がサービスを利用できる制度となっています。

 

サービス対象の人はどういう人?

サービスの対象者は、主に65歳以上の方が受けられます。しかし脳血管疾患やパーキンソン病など16の特定疾病に罹った40歳から64歳未満の方もサービスの対象者となります。詳しく知りたい方は、リンクを張っておきますので、ご参照ください。

特定疾病の選定基準の考え方|厚生労働省

 

どんなサービスが受けられるの?

一つは在宅で受けられるサービスです。看護師やリハビリが在宅に訪れ、そこでケアを行ってもらえます。

二つ目は施設で受けられるサービスです。デイサービスやデイケアショートステイなど施設に向かうことで、入浴や食事などのサービスが受けられます。また特別養護老人ホームや介護老人保健施設なども施設で受けられるサービスの一つとなります。

また在宅で生活するために必要なベッドや杖を借りたりする福祉用具のレンタルが行えたり、住宅に手すりやスロープを付けたりする場合に20万円まで補助金が出る住宅改修などが可能となります。(1~3割負担)

この辺りは、後日もう少し詳細に説明したいと思います。

 

申請にはどうするの?

財源は無限にあるわけではないので、サービスを受けるには認定が必要となります。これを要介護認定といいます。要介護の認定を受けるには申請が必要で、書類が必要となってきます。

・要介護・要支援認定申請書(*役場や入院している病院にもある)

介護保険被保険者証(市町村から発行されている)

・健康保険被保険者証(40歳~64歳で特定疾病により介護が必要な方)

これらをもち、市町村の窓口にて申請を行ってください。

 

次に認定調査と言って、市町村からの認定調査員が本人や家族からの聞き取り調査を行います。入院中には病院に訪れて、調査を行うこともしばしばあります。また主治医から介護を必要とする疾患に対しての意見書を作成してもらいます。

 

次に、審査・判定がされ要介護や要支援の認定結果が通知されます。

申請から認定結果の通知までは1か月~1か月半程度の期間が必要となります。

 

また病院に入院中でも介護保険の申請は進めることが可能です。自分からお願いすることもできますし、社会福祉士さん(ソーシャルワーカー)が退院の期間や主治医の意向を汲んで、いいタイミングで提案してくれるはずです。気になるようでしたら一度相談してみるのもいいと思います。

 

結果によっては、支給される限度額が大きく変わってきます。

 

今日はこの辺りで一区切りにして、また明日続きを書いていこうと思います。

 

最後に

要介護認定の流れは分かりましたか?介護保険のサービスを受けることで、あなたの生活は少しは充実したものになるはずです。より自分の意向にそったものにするには、ケアマネージャーさんとよく話し合って、サービス内容を決定してください。在宅に帰った際の生活が充実したものになるように祈っています。

 

 申請の流れから、要介護区分など分かりやすく書かれている一冊です。ラミマルも参考にさせてもらっています。気になりました手に取ってみてください。

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