生活を助ける自助具シリーズ 第一弾「介助はし」
こんにちは、ラミマルです。
今日は生活を助ける自助具シリーズの第一弾をお送りします。
そもそも自助具ってなに?という質問が聞こえてきます。
自助具とは、病気やケガなどで体が動きにくくなり、生活の中で不自由になった動作を補う道具のことでさまざまなものが開発されています。
その中でも今日は「介助はし」をピックアップしていきます。
もくじ
箸ぞうくんクリアとは
・使用方法
箸ぞうくんクリア
テニスボールを鷲づかみすような要領で、親指、人差し指と中指を絞めるような形で使います。軽く握ろうとするとつまめ、力を抜くと開きます。ピンセットをつかうような要領で使うことが出来ます。
・使用感
実際ラミマルも使ったことがありますが、そこまで力はいらず軽い力で開閉ができました。また指の形にフィットする構造で、手の中に納まりやすいのが特徴です。
・使用しての効果
ちなみに右手用、左手用とあります。用途としては右利きの方が「軽度の右片麻痺」になり、まずまず手が動くが箸は使いにくい。でも箸で食べたい時に、右手用を買って食べられます。
また右利きの方が「重度の右片麻痺」なり、右手が全く動かない。でも左手では利き手でないので箸は上手に使えない。そのような場合は左手用を買って食べられたりします。
利き手でなくても上手に食べられるのを見ると、箸ぞうくんクリアは使いやすいのだと思います。和食をスプーンやフォークだけで食べるのは味気なかったりするので、箸を好むのは日本人ならではだと思います。
・値段
ネットにておおよそ3000円前後で売られていると思います。バネ箸やピンセット箸でしたら1500円前後でも購入もできますが、箸ぞうくんクリアほど手元が安定していないため、麻痺のレベルがいい方が購入されるのであれば、そちらでも構わないかと思います。
・お勧めしたい人
・利き手が麻痺で動かないため、非利き手で箸を持って食べたい方
・利き手に麻痺があって、スプーンなどは利き手で操作できるが箸は使いづらい方