上肢のリハビリ 肘や手首を動かそう!!
こんにちは、ラミマルです。
今日は、やや小雨がぱらついてますね。でも暑くもなく過ごしやすいので、それはありがたいですね。でも運動をしたかったので、早くやまないかなーって思ってます。
さて今日は自己ストレッチ第二弾ということで、手首や肘の辺りのストレッチをお伝えしていこうと思います。
体は動かさなくなるとすぐに固くなってしまいます。そのため日頃のストレッチが欠かせません。毎日少しずつでもいいので動かしていきましょう。
では、はじめていきましょう。
もくじ
手を伸ばして、指を開こう
今日はですね、自分で出来る手のストレッチを紹介していきます。
まず以前も紹介したように曲がった指を伸ばしていってください。少しずつ手が伸びてくると指の間に手を滑らせていきます。
大分固くなっていると痛みが出ますので、焦らなくていいからゆっくり指を滑らせてください。少し緩んだら手を組んでみてください。
はじめは入るところくらいまででいいです。これも時間をかけ握って待っていると、次第に緩んできますので、緩めば指の根元まで差し込んであげてください。
指の奥まで差し込めませたかね?そうしたら、手の甲側や手のひらの付け根辺りを反対の手で揉みほぐしましょう。そうすることで、縮こまっていた指と指の間が緩んで、少しずつ手が開いてきます。手の平は親指で指の付け根をもみほぐしていきます。人差し指側から小指側に順にほぐしていきましょう。
手首を動かそう
手を差し込むのも違和感がなくなってきましたか?そうしましたら次は祈りのポーズですね。神に祈りましょう。麻痺があると、手首は内側に曲がりやすくなります。ここからは手首を動かす練習をしていきましょう。
そこから手首をグニグニ動かして行きます。はじめは固いと思うので、動きやすい方向から手首を曲げていきましょう。手首の根元から動かすように意識すると動きやすいかと思います。
少しずつ緩んでくれば、その範囲を大きくしていきましょう。痛みがあればけっして無理はしないでくださいね。
前腕を捻じっていこう
次は前腕の動きです。手首あたりをがっちり把持してもらって手の平が床面を向いたり、空を向いたりしながら動かしていきましょう。動かないからといって、あまり強く握り捻りすぎるのは駄目ですよ。
動く範囲でいいですから、じわっと回してそこで止めます。次に反対方向に捻っていきましょう。これを繰り返していきましょう。
肘の曲げ伸ばしを行おう
次は肘の運動です。麻痺があると肘は曲がった状態で固まりやすくなります。なので運動をして曲げ伸ばしを行いましょう。
まず手首当たりを持ってください。そこから肘を伸びる方向に押し下げていきます。これも急には伸びないと思うので、ゆっくりで大丈夫です。じわっと伸びてきたら、今度は徐々に曲げてあげてください。
これも痛みのない範囲で行います。痛みが出やすい部分になりますので、時間をかけてゆっくりすることを心がけましょう。
そこから曲げたり、伸ばしたりを繰り返していきましょう。
最後に
今日は指、手首、前腕、肘の動きのストレッチを紹介しました。なんだこんなことかと思われるかもしれませんが、振り返ってみるとあまり動かしていなかったりしませんか?毎日すこしずつでも動かしていくことが大事になりますので、ストレッチを行い固まらないように体作りをしていきましょう。
夏と言えばBBQ!! みなさん七輪の魅力しってますか?
こんにちは、ラミマルです。
夏がちゃくちゃくと近づいてきていますね。
夏になるとしたくなるのが、そう!!BBQです。バーベキューは大人数でワイワイするのが本当に楽しいですよね。でもこのコロナ渦でBBQを大々的に行うのはなかなか難しいのが現状です。
自宅でもいいからBBQがしたい。しかしいろいろ準備等手間ですよね。
そんなとき簡単にBBQが出来る、とっておきのアイテムを紹介します。
そう「七輪」です。
今日は七輪のなにが魅力なのかを、語っていこうと思います。
もくじ
七輪との出会い
夏になれば、みんなBBQをしてお酒やお肉を食べたくなりますよね。
ラミマルの家にもBBQコンロはありました。
いざ火を起こしてBBQを始めるとすごく楽しい。それは間違えないです。BBQコンロは友達を呼んだりしても活躍してくれる優秀な奴です。
しかしこいつには、大きな問題があります。そう準備と片付けです。
準備はまだいいですよね、組み上げるだけですから、片付けとなると火の熱が冷めるまで待つ、汚れを落とす、乾かす、片付けるなどたくさんの工程を踏まなければなりません。
ましてや入っていた段ボールにしまうなんてことになると、肉の油がついたコンロをたわしでこする、考えただけで面倒です。
この手間がBBQコンロを出すことをためらわせます(笑)
BBQはしたいが、この手間は省きたい。
そう。そんなときにホームセンターで出会ったのが「七輪」でした。
七輪は準備、片付けに手間がいらないため、我が家では頻繁に利用することになりました。
コストがからない
七輪の魅力のひとつはコストがかからないことです。BBQセットはたくさん種類がありお洒落な物もありますが、万を越える値段で購入しないといけないものもあります。
しかし七輪ですと3000円も出せば十分楽しめるものが買えます。始めるのに初期コストがあまりかからないのは素敵ですね。
BBQを始めるには、七輪、網、炭、着火剤、火消しツボがあればすぐに始められます。
炭が少なくて済む
BBQをするには、炭が必要になってきます。人数にもよりますがBBQコンロにある程度の火力を起こそうとすると2~3キロの炭が一回に必要になってくると思います。
しかし七輪では少ない炭の量で、十分火力を得ることができます。これは七輪に使われる珪藻土の働きで断熱効果も高く、熱を外に放出しにくい働きがあります。そのため炭火の輻射熱が七輪上部に集まり少ない燃料で調理ができます。また遠赤外線の効果で食材もおいしく食べることが出来ます。
ほんとにいいことづくめですね。
準備、片付けが楽
先ほどBBQコンロを比較対象に挙げましたが、七輪は組み立てることはいりません。炭を入れて着火剤を入れて火をつければ、火が起こります。本当に簡単です。
終わった後も、残った炭を火消しツボに入れて、熱がさめるまで一日ほど置いておきます。炭のカスをひっくり返して捨て、濡れ雑巾などで拭きあげて片付け終了です。
ちなみに七輪は珪藻土のため、水に弱いです。そのため拭いて汚れを取る程度で十分なのです。掃除に手間がかからず、さっと使える。これが我が家で頻繁に活躍する一つの要因です。
おもむきがあり、なんでも焼ける
ラミマルはお酒はあまり飲みませんが、七輪で火を起こすときはアルコールを飲みます(笑)炭火を見ながらBBQはもちろんですが、貝や魚を焼いたりしながら、ちびちびお酒を飲むのも楽しいものです。そら豆やとうもろこしなど野菜を焼いて食べてもいいですが、あんまりゆっくりやってると奥さんにどやされますけどね(笑)
少し早めの時間から夕陽が傾く時間帯まで、家族と外でご飯を食べるのは、なによりも楽しいひと時かもしれません。この七輪を買ったおかげで、庭で食べることは本当に多くなりましたね。
外のご飯は美味しいですよ、皆さんぜひ試してみてください。
最後に
今日はこれから夏本番になるにあたって「七輪」でのBBQの魅力について話してきました。簡単にまとめますと
・コストパフォーマンスが段違い(炭の消費含めて)
・準備、片付けが手間いらず
・風情を味わえ、美味しく食材を食べられる。
大人数で楽しめない今だからこそ、七輪を買ってお家BBQを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ラミマル一家は子供2人の4人家族なので、普通の七輪で事足りますが、少し大きめのものが欲しい場合は長角七輪もありかもしれません。
リハビリ病院で退院がしたい? 退院までに押さえておきたい大事なポイント
こんにちは、ラミマルです。
梅雨ですが、雨が少ないですね。まだまだこれからでしょうか?少しずつ暑くなって、湿気もあるので蒸し暑いです。皆さん熱中症には注意しましょう。
さて今日は、退院の時期についてお話しします。現在に入院している方でないと直接関係ないかもしれません。もうすでに退院されて在宅で生活されている方も自分が経験してよかったということがありましたら、ぜひなんでも教えてください。
今入院されている方や、退院についてどう考えていますか?
また昔に入院されていた方はどのように退院を決めましたか?
現在入院中の方は、どの方も早く帰りたい。帰っても不安が残る。こんな気持ちのせめぎ合いがあると思います。ではどのタイミングで退院するのがいいのでしょうか?今日はそんな退院の話をしていこうと思います。
ちなみに主に脳卒中の方を対象にして書いています。整形疾患でも当てはまるところはあるかもしれません。
もくじ
- 法律的にはいつまで入院出来る?
- いつ退院するかは、病状や年齢やによって一概に言えない?
- 家族の受け入れ態勢や家屋の状況が一つの鍵になる
- 準備は万端にして帰ろう
- いい時期に帰るとは?みんなの思いと、自分の思い
- 最後に
法律的にはいつまで入院出来る?
現在厚生労働省が定める回復期リハビリテーション病棟の入院基準は、脳血管疾患では150日で、高次脳機能障害を伴った重症の脳血管障害であれば180日は入院可能です。
しかし実際はそこまで入院される方は、昔ほど多くはありません。
それはどうしてでしょうか?
現在回復期病院には、国のほうから「実績指数」というものが求められるようになりました。
これはどういうものかというと、簡単にいえば出来るだけ短い期間で、病状を良くして在宅に帰しましたという指数です。
短期間で治し、日常生活に戻していくことが、今の回復期病院には国から求められています。
そのためラミマルが働き始めたころより、大分早い回転率で病院全体が動いているような印象を受けます。
なので、必要な人には150日、180日とリハビリを続けることもありますが、そうでなければ後方連携に繋いだ中で、以前より早いペースで退院へと進んでいきます。
いつ退院するかは、病状や年齢やによって一概に言えない?
では、みなさんはどのくらいに帰るの?と言えばこれも一概には言えません。それはやられた脳の部分も違いますし、出血や梗塞の具合も人それぞれ。
病状や麻痺の具合、年齢や家族環境、在宅環境など人によってさまざまで、同じ人は一人としていらっしゃいません。なので一人一人退院へのマネジメントをしていく必要があります。
麻痺も軽く若い人であれば、1か月から2か月で帰る人もいるでしょう。
同じような状況でも、仕事に戻れるように復職希望で、しっかりリハビリをしたいという希望があれば長い入院になるかもしれません。
逆に麻痺が重度な方が在宅に帰るのであれば、病状が良くなって帰ってきて欲しいという家族の想いもあるでしょうし、在宅の改修やサービスの準備期間も含めると4~5か月かかる場合が多いです。
なので、人によって帰るタイミングはまちまちと言えます。
家族の受け入れ態勢や家屋の状況が一つの鍵になる
麻痺が軽く、ある程度自分のことがこなせる状態であり、家族協力が得られるのであれば、ほとんどの方は在宅に帰ります。
しかし麻痺が重度で介助がいる状況となればどうでしょうか?もちろん介助者も必要になりますし、車いすでの生活となるとある程度広い部屋や廊下がないと動くことも満足に行えません。また家に上がるのも、スロープや昇降機などが必要になります。
そのため家族の受け入れ準備や、自宅で生活できる家屋環境が整うことが在宅に帰れる第一歩になります。もちろん大幅な工事が必要になるようであれば、入院期限を越えないように準備を進めていかなければなりません。
そのため麻痺が重度な方であれば、入院期間は長くなるのは致し方ありません。
準備は万端にして帰ろう
病院は、ある程度見守りや付き添って動く環境にあるので、よっぽどのことがない限りは転倒することはありません。介護士や看護師、リハビリのスタッフなど看護やリハビリのスペシャリストがいますので、なお安心ですよね。
では、あなたの家には看護やリハビリのスペシャリストはいらっしゃいますか?
例えば介助が必要な状態のあなたが明日退院としましょう。
明日からは退院して家族さんと一緒に生活です。
介助をした経験がない人と歩いたり、動いたりするあなた。
上手に介助しないと転倒してしまうあなたをはじめて介助するご家族。
こんな状態では双方が不安でしかないと思います。
そのようなことが起こらないように入院中から、現状をタイムリーに知ることが大切になってきます。そして退院の1か月前くらいになると、起居動作、一緒に歩く、トイレの介助、入浴などなど、たくさんの動作をご家族さんと共有することが必要になってくると思います。
今コロナ渦で面会もままならない状況ですが、ラミマルの病院では必要であれば積極的に家族指導は行っています。そうでなければ双方、不安だと思いますし、送りだす病院側も不安でしかありません。
家族関係が希薄で、あまり家族指導を行わないままで帰る人もいらっしゃいますが、数日後に転倒しましたなんて話もよく聞きます。
また退院前には、外出、外泊をしてご家族で感じた問題点を病院に持ち帰ってもらい、残りの入院期間で練習して退院日を迎えることも行っています。なので退院前の外出、外泊も大事な在宅生活の一歩になるでしょう。
いい時期に帰るとは?みんなの思いと、自分の思い
いい時期に帰るとは?
入院中は孤独ですし、病院なんてところには長く居たくないでしょうから、帰りたい気持ちも分かります。しかし周りの環境や家族さんの受け入れ態勢が整っていないのに自分だけの帰りたい気持ちを先行させてしまうと、もちろん上手くいきません。
そのような状態であれば、外出などの息抜きは必要かもしれませんが、まだ帰る時期ではないと思います。
家族の受け入れ態勢もでき、自宅環境も完成している、本人の体の仕上がり具合も上々、何度か自宅での生活も経験している。これがいい時期なのではないでしょうか?
なかなかこれらが十分そろって帰る人は少ないかもしれません。
しかしこれらを入院期間中に仕上げていくのが、病院全体のチーム、患者さん、ご家族さん、後方支援の皆さんとなってくるわけです。皆さんの足並みが揃わないと上手くはいきません。
なので本人、家族を含めてどう帰って生活していくかを共有することが一番大事です。
最後に
リハビリスタッフはリハビリだけしていればいい。これでは回復期病院では回っていきません。リハビリも行いますが、この時期にはこれを出来るようにして、家族に伝える、後方支援に連携を頼むなど様々なことをマネジメントする力が必要になってきている気がします。もちろん大変ですが、でも先をみこして動き回れるように、これからも頑張っていきたいと思います。
皆さんもいい時期に退院できるように、病院や家族間で情報共有を密に行いましょうね。
円背でも安楽で快適 このクッションあなたの体を包みこむ!?
こんにちは、ラミマルです。
今日はいい天気ですね。今日は朝から散歩をしてきました。ずっと歩いていると軽く汗をかきましたね。こうやって季節を感じて動き回るのも大事な時間だと感じています。
さて今日は、エアジャスト・ポジショニングピローとやたらに長い名前のクッションの紹介です。以前にポジショニングのポイントなどについては紹介してきました。
あわせて読んでもらえると、分かりやすいと思います。
どんなクッションかといえば、よくテレビで宣伝しているトュルースリーパーの枕があると思います。たしかセブンスピローウルトラフィットでしたかね。頭から体を支えてくれるというものです。そのような意味合いでは同じような働きをしてくれます。
今回紹介するのはセブンスピローの医療版という感じです。
え~ほんとにと声が聞こえてきますね。今日はやたら名前の長い枕がでてきますね(笑)さてそのクッションが何の役に立つのかを伝えたいと思います。
もくじ
エアジャスト・ポジショニングピロー
今日紹介するのは、この青いでかいのです(笑)ドラ○もんではありませんよ。
あと、けっしてお金をもらっているわけではありませんので(笑)
こんなものでは寝れないと思われるかもしれませんが、安心してください。
このクッション?になるのかな。姿勢をつくるための土台となるものです。
従来でしたら、円背の方の姿勢作りにはたくさんのクッションが必要になります。しかしこれが一つあれば、しっかりとした土台をこのクッション一つで作ることができます。
土台をつくることがなぜ大事になるのか?
この質問にお答えしていきます。上の図のように何層も枕を重ねた姿勢は、姿勢変換の度にずれたりすることがあります。姿勢が安定しないとどうなると思います?
自分で体勢を整えることが出来ない患者さんは、不安定な姿勢のまま過ごすことになり、より体を安定させようといらない緊張が入り、さらなる拘縮や姿勢の崩れに繋がります。
しかしこのクッションは頸部や背中、腰部のカーブに合わせた設計がされており広い範囲で柔らかくサポートしてくれます。そのため安定した姿勢や安楽な姿勢がつくりやすいということです。
・使用方法
主にはベッドで使用します。ベッドにどんと置くことでセット完了です。そこに仰臥位に寝てもらって使用します。ベッドにこのクッションを置いた上に寝てもらうわけなので、そこまで位置に移乗や移動させるのは、やや大変かもしれません。しかし一度寝てもらうと、腰から背中まわりを優しくサポートしてくれます。
円背が強い方を仰臥位で姿勢保持するには、丸くなった背骨が点でベッドに触れてしまうため褥瘡などに繋がりやすく、たくさんのクッションを使ってポジショニングをしたり側臥位などを取ることが多くみられました。これはそのような問題を解決してくれる商品です。
このクッションを土台に、タオルや他のクッションをさらに使用し安楽な姿勢を作っていきましょう。
・使用感
ラミマルも寝てみましたが、背中周りがくぼんでおり、すっぽりはまるような形状になっています。クッションも柔らかく気持ちよかったです。またどしっとしているのもポイントで、大きいラミマルがもたれてもずれたりすることはありません。土台がすべってしまうと、時間をかけて作ったポジショニングが無駄になってしまいます。その点は安定していました。
・使用しての効果
姿勢作りの土台としては、何個も枕を入れ込んだりする必要がなくなるため、統一した姿勢をつくりはしやすいです。また背中をすき間なくサポートしてくれるため無駄な緊張が入る機会は減りますね。また体を起こし安定した姿勢を作れるため、食事をする際は食べやすい姿勢に近づけやすいと感じました。
・値段
本体価格は2万円で、専用カバーが5千円となっています。普通のクッションなどと比較するとかなり割高といえます。しかし市販のクッションのようなへたりは少なくウレタンが体を支えてくれますので、円背の方の姿勢作りに困っている方は試す価値はありです。
・お勧めしたい人
・円背が強く姿勢の保持が困っている方
・安楽な姿勢を求めている方
・飲み込みやすい摂食の姿勢を作りたい方
・注意点
マットレスやベッドのときにもお話しましたが、姿勢を安定させることは体を安楽に保つ上で非常に大切なことになります。しかし裏を返せば、安定している反面、自分で体を動かすことは行いにくい状況となります。
我々は姿勢がしんどかったら、自身で寝返りを打ったりしながら姿勢を調整します。しかし姿勢を固めて、このクッションを使って寝かせておけばいいという考えは間違えになります。
安楽な姿勢の先に、動き出すための体作りというところも観点において利用してもらいたいと思います。
またいきなり購入して即利用ということも注意が必要です。どの方にも同じように使えればいいのですが、姿勢の具合、背丈、寝心地など求めているものに合致しない場合があります。そのためサービスを利用している福祉や医療関係の方に相談して、姿勢やポジショニングなど検討してみてからの利用をお勧めします。
一度姿勢を見直すいい機会になれば幸いです。
最後に
今日はエアジャスト・ポジショニングピローを紹介してきました。
簡単に振り返っていきますと、姿勢の土台作りにはいい商品で安楽な姿勢を提供できます。円背の方にも対応しており、背中全体を覆ってくれる設計になっており、食事時や統一したポジショニングを作るには重宝します。
介護用品もさまざまなものがありますので、いいものがあればまた紹介していきたいと思います。みなさんもポジショニングに目を向け安楽な姿勢で過ごしていきましょう。
昨日は父の日
こんにちは、ラミマルです。
昨日は父の日でした。世の中のお父さんいい思い出は出来ました?
ラミマルは家族で和食屋さんでご飯を食べてきました。なかなか美味しくて胃袋も満足しました(笑)
ついでにプレゼントも頂いちゃいました。まずランニング用の帽子。そして珍味(するめ)。酒はあまり飲まないんですが、するめは昔から大好きです(笑)あとは夏は汗を書くので消臭グッズですね。
そんなに臭いのかと悲しくなりますが…
脇のスプレーとかいろいろ使ってきましたが、このディオナチュシリーズの消臭効果はお勧めです。匂いは気になる方はぜひ使ってみてください
さあ梅雨も真っただ中ですが、夏バテしないように頑張っていきましょう。
手のリハビリ 拘縮の手を伸ばそう
こんにちは、ラミマルです。
今日は父の日ですね。世の中のお父さんいい日になりますように。
さて今日は手のリハビリについて書いていこうと思います。
手のリハビリと一括りに言っても何に対して治療を行うかによって方法はさまざまです。
手は麻痺になると固くなって拘縮(動かなくなり固まる)を起こしやすい代表格です。
なので、定期的に自分でマッサージやほぐしてあげて、手を広げてあげる必要があります。ほっておくと手はすぐ固くなるので注意が必要です。
今日は手が固くなっている状態を自分で広げていく運動を紹介しようと思います。
でははじまり~。
もくじ
はじめに
さて、皆さんの手はどうなっていますか?じゃんけんのグーの形に握られて固くなっていませんか?そのような状態になっているといろいろ弊害が起こります。
まず手が固くなり、動かそうと思っても指が開かなくなります。
一度固まってしまうと、再び伸ばそうとすると手の筋肉や筋が、関節が固くなっているためすごく痛みが伴います。
また手がずっと握られている状況になると、そこに垢や汗が溜まりかなり不衛生な状況なります。匂いや垢がすでに気になる方は要注意です。手が水虫になったりすることもあるので気をつけましょう。
手の中に指を入れよう
固く握り込んだ手は、いきなり開こうとしても開きません。なので時間をかけて開いていく必要があります。無理に伸ばそうとすると痛める可能性があるので注意してください。
まず握り込んでいる手の小指側から、反対の手の親指を入れていきます。写真で写っている右手が麻痺側、左手が動くほうの手となります。
手の中で握らせたり、少しずつ動かそう
指が奥まで入るとそこで親指を前後座右に動かして、手のひらや指の付け根をもみほぐしましょう。そこで手の平や指まわりの筋肉が緩んでくるのを感じてください。
この時点で痛みがある方は、いろいろな方向に動かさなくても大丈夫です。軽く握らせておいてじっとしておくだけでも麻痺の手の皮膚等は緩んできます。
急に開こうとせず、時間をかけて伸ばしていくことが大事になりますので、けっして無理はしないでくださいね。
少しずつ指を伸ばそう
握り込ませた手でマッサージをしてあげると、麻痺の手が少しずつ緩んできたのを感じられたでしょうか?指のほうは少しずつ伸びそうですか?
柔らかくなり開きそうであれば、すこしずつ指を伸ばす方向へ動かしましょう。この時点で痛みがあるようでしたら、時間をかけて手をほぐしたりしましょう。筋肉は急に伸ばされると、伸びすぎ注意と判断し曲がる方向に作用する働きがありますので、ゆっくりと伸ばすことが大事になります。
4本の指は手の甲側に回して、じわっと伸ばしていきますよ。痛みはないですか?
全体的に伸びてきたら、手を持ち替えて伸ばす
じわっと伸びてきましたかね?今度は手を持ち替えて、親指が手の甲に回り4本の指で指を支えてあげてください。このとき指の根元まで十分に支えて上げることが大事になります。
親指で後ろの節を少し伸ばして上げながら、指をさらに開いていきます。ここまで伸ばせると大分開いてきています。痛みが伴う場合は無理をせず、その位置で少し時間をおいて周辺をほぐしたり、少し前の段階に戻ったりしてみてください。
決して無理のない範囲で頑張りましょう。
まとめ
・親指から麻痺の手に差し込む
・少しずつ動かし緩んできたり、伸びてくるのを待つ
・痛みのない範囲で、さらに伸ばしていく
・決して無理をしない、強い痛みがあれば前の段階に立ち戻る
最後に
さて今日は固くなった手の伸ばし方ということでお伝えしてきました。麻痺になるといろいろな場所が固くなったりします。その辺りの解決方法をシリーズ化してお伝え出来ればと思っています。またここはどうしたらいいということがあれば、記事にしていきますので、コメント等で書き込みください。
少し動くのであれば、ボールなどをにぎにぎすることも効果的です。是非利用してみてください。